原子力人材育成ネットワーク活動の一環として、原子力人材育成教育で行われる臨界実験、中性子利用、放射線測定等の原子力基礎教育及び専門教育等の研修・実習施設として利用されている試験研究炉等を対象に、東日本大震災による影響と復旧状況及び、新たな安全規制基準等への対応について、関係機関の協力を得て調査を行いましたので報告致します。なお、我が国には、22基の試験研究炉が建設、研究開発に利用されてきましたが、現在、14基が運転利用中です。これらの試験研究炉は、国・地方自治体、高等教育機関、学校教育関係者及び原子力産業界等、幅広く一般社会と共有して利用されています。
これら試験研究炉は、原子力人材育成の基盤施設であり、そこで学ぶ社会人、学生は、地域社会の中でご支援を受けて生活を行っています。各試験研究炉の現状を適時、ご紹介しご理解とご支援を頂ければと思います。
原子力人材育成ネットワーク事務局
原子力人材育成に活用されている国内試験研究炉等の現状と震災復旧へ向けた対応状況について(表)
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