| ① | 10年後のあるべき姿 |
| 目標として想定しやすいおよそ10年後の原子力のあるべき姿を描く。 | |
| ② | ロードマップへの展開 |
| 人材育成の対象を定め、抽出された課題と対応方策を人材育成対象毎に整理した上で、課題解決の道筋を時間軸に展開する。 |
(1) 10年後のあるべき姿を想定する項目
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2014年版の原子力人材育成戦略ロードマップでは10年後のあるべき姿を5つの切り口で想定しましたが、今回の改訂では項目を2つ追加し、以下の7項目を設定しました。
>> 10年後のあるべき姿
| ① | 原子力の社会的認知・将来的な役割認識 : 新規追加項目 |
| ② | 福島の復興・再生 : 変更なし |
| ③ | 原子力発電の持続的な活用 (再稼働、運転保守、新増設) : 表現改訂 |
| ④ | 核燃料サイクル・放射性廃棄物処分 (一般廃炉含む) : 表現改訂 |
| ⑤ | 研究開発 : 新規追加項目 |
| ⑥ | 原子力教育 : 表現改訂 |
| ⑦ | 国際貢献・国際展開 : 変更なし |
(2) ロードマップへの展開
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2014年版ロードマップでは、人材育成の対象を学生、若手、中堅の3世代と海外人材育成の4つに分け、それぞれの対象毎に必要な施策をロードマップとして時間軸に展開していましたが、原子力人材育成戦略ロードマップ2023年度改訂版では施策を対象毎に以下の5つに区分してロードマップへの展開を行いました。
>> 原子力人材の獲得および育成施策の分類
| ① | 原子力人材の獲得、原子力の社会的・国民的認知度向上の為の施策 |
| ② | 原子力産業界の人材育成に対する施策 |
| ③ | 研究開発人材育成に対する施策 |
| ④ | 教育関連の人材育成に対する施策 |
| ⑤ | 国際・海外人材の育成に対する施策 |
>> 戦略ロードマップ検討プロセス
人材NWの戦略WGは、今後3年毎に定期的に見直しを行い、原子力を取り巻く状況の変化に応じてロードマップの最新化を図ってまいります。




